Webパフォーマンス分析支援サービス
彼を知り己を知れば百戦殆からず
概要
2020年4月1日より、改正民法債権法が施行となります。
「瑕疵担保責任」は「契約内容不適合の責任」へと変わります。
(562条、536条、564条、415条、541条、542条)
民法の条文に「品質」という文言が入りました。
その「品質」は、従来と異なり、「契約の目的を達するに十分な」品質であることが求められます。
Webサイトの表示速度は、ITの分野では「非機能要求」に分類される性能要求です。
市場の競争において、大きな影響力を持ちます。
高速な表示速度は、今日、通信インフラが整っている日本においては、当たり前に求められる品質です。
Web表示速度検査サービスは、Web制作会社やシステム開発会社に、WebサイトやWebアプリケーションなどを開発・納品してもらう際に、その性能が「契約の目的を達するのに十分な品質であるか?」を、第三者機関として検査してレポーティングするサービスです。
検査概要
計測頻度
計測頻度は、15分に1回の計測頻度。
1日あたり96の観測値が集まり、1週間で672の観測値、1か月で2,880の観測値となります。
標本の大きさとしては十分であり、信頼性が高い分析ができます。
デスクトップサイトもスマートフォンサイトも対応
デスクトップサイトも、スマートフォンサイトも計測が可能です。
単ページ計測も動線計測も可能
ランディングページやトップページなどの単ページでの計測での比較、ECサイトやメディアサイトのような複数ページの遷移が発生する動線計測も可能です。
特に、動線計測の場合は、ページ単位での速度より、目的の行動を達する事までの時間が重要になります。
複雑な操作が入る、動的ページでも可能
動線計測の場合、ページの操作はSeleniumによる操作で対応します。
ログインアカウントが必要なページの場合でも対応いたします。
動的にページ内容が変わる場合であっても、計測が可能です。
正確且つ精度の高い良質な計測データ
工学の分野では、データの正確度と精度が、データの品質上、重要です。
良質なデータを持つ者こそ、強者となれるのが、ビジネスでの鉄則です。
このサービスの計測は、統計的品質管理手法に基づいた、良質なデータが入手できます。
分析結果が間違った方向に導かれる事はありません。
レポーティング内容
経時データ分析
時間の推移と共に、表示速度や可用性(繋がりやすさ)が、どのように変化しているかを分析したグラフです。
ヒストグラム分析
計測期間全体を通しての品質の分析です。
山が急峻で裾野を引かないほどに、バラツキが小さく、品質が安定している事を表します。
累積分布関数
計測期間全体を通しての値を速い順に並べて、配信品質をパーセンタイルで分析したものです。
料金
このサービスの料金は、二つの要因から成り立ちます。
- 計測料金
- ページ数、容量、計測ISP等によって料金が変わります。
- レポート作成料金
- 各種データ分析した結果をレポートに纏める作業料金です。分析費用も入ります。分析するページ数に依存します。
料金は、計測・分析の要件を伺って、都度、見積書を作成いたします。